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身内同志、入り交じり、「保元の乱」平清盛第21話

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 1156年7月10日深夜、崇徳上皇(井浦新)方と後白河天皇(松田翔太)方、両軍それぞれで軍議が行われた。

 天皇方の源義朝(玉木宏)と、その弟で上皇方の為朝(橋本さとし)は、それぞれ夜討ちを上申する。

 上皇方の藤原頼長(山本耕史)が夜討ちを卑劣な策と退けたのに対し、天皇方の信西(阿部サダヲ)は積極的にその案を取り入れる。

 翌11日未明、平清盛(松山ケンイチ)は「死ぬ覚悟で戦え」と一門を引き締め、白河殿に立てこもる崇徳上皇たちを攻撃、ついに後に保元の乱と呼ばれる一戦の火蓋は切って落とされた。

 天皇と上皇、藤原忠通(堀部圭亮)とその弟・頼長ばかりでなく、義朝と父・為義(小日向文世)、清盛と叔父・忠正(豊原功輔)も身内同志での戦いを余儀なくされる。

 賀茂川に進出した義朝は、そこで父の軍勢と対峙(たいじ)する。一方上皇らがいる白河殿に到着した平氏勢の前に、武勇で知られる為朝が立ちふさがる。





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