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平清盛 視聴率 原因

  NHK大河ドラマ『平清盛』視聴率低迷の原因を探る

そんな、視聴率が問題だなんて知らずに見ていたけれど、ここ数年の大河ドラマに比較しても、異常に低いと言われれば、やはり気になりますよね。

 だいたい、「打ち切り」なんてなったら、それでも毎日曜日楽しみにしている私のようなひとにぎりのフアンはがっかりしますし、そうなって欲しくないです。

 私なりにいろんなサイトを探ってみました。

 兵庫県知事が、大河ドラマに一般視聴者レベルであんな発言をするべきじゃない、とかいろんな意見があるようですが、いろんな意見の中でも歴史に無知な私でも感銘を受けた部分があったので、引用させて頂きたいと思います。

 それは、歴史作家、関裕二氏の記事の一部です。

・・・  * 大河ドラマの基本

 さらに、「誰が天皇の妃になって皇子を生むかという女同士の暗闘」が、この時代の権力闘争の要であったという「現代人にはわかりにくいかっての常識」を、十分説明していないから、ドラマを観ていても政争の真相がつかめない。

 上皇と摂関家の暗闘は、やがて「上皇」「天皇」それぞれを、分裂した藤原氏が、後押しすることで、藤原内部の骨肉の争いへと進展し、泥沼化していく。

 そして紛争に利用され、振り回されていた武士が「貴族のあさはかさ」に幻滅する一方、「自分たちの実力」に気づき、武士の時代を築いて行くことになるのである。

 平氏や源氏は、天皇の末裔あるからこそ、藤原氏に邪魔され、地方に飛ばされ、危険で穢れた仕事を与えられたのだ。

 けれども彼らは、土地と結びついて「真の実力」を手に入れた。武士が腐りきった貴族や官僚たちの社会を潰すことができるようになったのは、貴族の嫌がる仕事を黙々とこなした結果なのである。

 これほど豊富な素材があるにもかかわらず、ドラマが陳腐なのは、「歴史そのものを再現するだけでおもしろい」という大河ドラマの基本を忘れてしまったからではあるまいか。

 


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